えほんだな日記

絵やモノづくりなど日常感じたことを日記風に綴ります

廃材イラスト

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池袋モンパルナス回遊美術館×まちなかつながる展覧会の招待作家として、廃材イラストを3点展示していただいております。
興産信用金庫城西支店
東京信用金庫要町支店
2019年5月16日(木)〜29日(水)15時まで
※この後、池袋の端のほうにある「みらい館大明」へ移動するそうです。



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廃材は岐阜県産廃会社の仕事を通して知った身近な素材です。
多くの産業廃棄物を目にし、何かに使えないかと考えるようになり、廃棄物を新たな視点で眺めてもらいたいと、2012年に廃材イラスト(CG)として制作をはじめました。


立体で作ったのは、2017年「まち中つながる展示会」が初めて。
木くず、紙くず、繊維くず、鉄くず、ガラスくず、などを使用しています。

 

はじめは装飾にこだわっていたのですが、使用するゴミをそのまま生かしたり、新しい素材と合体させたり、マテリアルの一部としてとらえるようになってからは楽しんで制作することができました。


今回下記の文章は、池袋モンパルナス回遊美術館の参加をきっかけに廃材イラストについてまとめた文章です。この文章は使用することはなかったので、ここに残します。

 

 

f:id:ehondana:20190528223939j:plain人が使用し、不要となったゴミの行方は

燃やすか(熱利用)、再利用するかしなければ、

処分場に埋めるしかありません。

 

表現したかったのは

人に利用され、廃棄されるに至ったゴミの存在そのもの。

 

見方によっては、

きれいにも見えるし、

「まだまだ現役」という声もきこえてくる。

 

一見汚ないものを工夫によって

カタチにするおもしろさに、はまってしまいました。