最近のお気に入りの本
私が最近心に残った本をいくつかご紹介します。
明日はイベントでブックカフェをやるのですが、
これらの本を持って行こうと思っています。
①うさぎのニコラス(好学社)
植物図鑑(ボタニカルアート)のように美しい四季を背景に
うさぎのニコラスの一年が描かれています。
クリクリおめめの主人公ニコラスの姿がとっても愛らしい!
「ぼくは うろのなかで まるくなって ねむる
はるの ゆめを みながら」
ニコラスを愛でて眠りにつくのもオススメです。
②みんなの ちきゅうカタログ(TWO VIRGINS)
ソーヤー冒険隊長(アフロヘアー)に学ぶ
地球で楽しくたくましく生きるパーマカルチャー(恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系)の本。
「君の毎日はデザインでできている。つまり君は、君自身のデザイナーだ。
いいデザイナーは、おたがいのいいところを生かしあって、
プラスになることをどんどん生み出してくれる。」
装幀や章扉デザインが美しいです!
生きていく上で大切なことがたくさん書かれているのに重くなく、
さらりと書かれた文章がとても読みやすいです。
③大家さんと僕(新潮社)
お笑い芸人の矢部さんと87歳の大家さんとの日常。
「お食事のお誘いを断ってしまいました
何度も断り
断りすぎて 電話にも出づらく なってしまった
(中略)食事くらい行けるだろうと皆さん お思いでしょうが・・・
(中略)大家さんとのお食事は 平均4時間かかるのです」
オビにありますけど「ほっこり」します。
それでいて「クスッ」っと笑えます^ ^
④人生を狂わす名著50(ライツ社)
現役の京大院生の三宅香帆さんの書評。
(ご本人も本によって人生を狂わされたらしい)
本のジャンルの広さに驚かされますが(研究とはいえ読書量が半端ない)
現役大学院生のみずみずしい書評自体が面白いんです。
「負けるときは負けます。その本にどうしようもなく引っ張られてしまうときがあります。
惚れたもん負けです。こうなってしまえば私の人生はその本のものです。
その本をもっともっと理解したくなるし、
その本に背くような人生は送りたくない、って思っちゃう。
(中略)完全にバカな男に引っかかった女の言い分ですが(中略)
私は誠心誠意、その本を理解するために、そんな本を愛するために生きるのです。)
実はまだ途中までしか読んでないのですが、
普段読みそうにない海外文学や学術書とか、今度読んでみようかなぁ・・・と、
思わせてくれる引きの強さがあります。
以上、こんな感じですが明日はブックカフェで自分も楽しもうと思っています!